アナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込む

道具

アナログ絵をスキャンしてパソコンに綺麗に取り込む方法5選!

 

今回はクリップスタジオペイントやフォトショップを使ってアナログのイラストをパソコンに取り込む方法をご紹介します。

板タブなんかで描いているとデジタルだけでは下書きが難しいので、アナログで描いてからパソコンにコピー機でスキャンして取り込んで描きなおしますよね。アナログの方が綺麗に描けるので、私もそうしています。
でも綺麗に取り込めなくて、左右反転すると歪んでいたりなどなど..。

最初は本当にうまく行かなくてどうしたものかと思ったのですが、いろいろ研究してこれが一番効率がいいな、と思う方法に辿りつきました。

おすすめする順でご紹介していきます。

 

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アナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込む方法1:カメラ

スキャンしてカメラを設定する

やっぱり一番いいのはスマホのカメラで取り込む方法です。シンプルで時間もかからないので、いつもこの方法を取り入れています。iPhoneなら「カメラ」の設定からグリッド線や並行を表す十字線を表示させることができます。これがあればスキャンアプリなどは必要ありません。

アナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込む方法

IOSの場合は設定画面の「カメラ」から「グリッド」をオンにするとカメラでグリッド線を使用して撮影することができます。

 

光の調整もできる

カメラアプリで明るくする

iPhoneの場合明るくしたい場所をタップすると撮影する前に画面を明るくすることができます。

ちょっと見にくいですが、画面をタップした後にゲージが出るので、上にすると「明るく」、下にすると「暗く」なります。

あらかじめ明るくしておくとスキャンしたパソコンに取り込んだ時に背景を透明にしやすいです。説明は後ほど。

 

アナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込む方法2:アプリ

今のコピー機は5000円くらいのでもスキャナーがついています。筆者は以前5000円くらいで買ったエプソンのカラリオを使っていました。今は使っていないのですが、コピー機があれば歪むことなく確実にアナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込むことができます。

しかもスキャン作業の途中でゴミとりもできるのです。

ない場合はスマホのスキャンアプリを使ってアナログ絵をパソコンに取り込みましょう。Cam Scannerと言うスキャンアプリが有名どころです。歪みを直したり、背景を白くできるので、線画をアプリ内で抽出できるのです。こんな感じ。

明るさとコントラストを調整

撮影が終わるとアプリ内で明るさやコントラストを調整することができます。影ができていてもスキャナアプリの場合は線をに認識して抽出しているので影のない画で撮影できます。

「詳細」と言うのは線の鮮明さですので、高く。「明るさ」を少しあげて、「コントラスト」を少し下げると背景が白くなるので、パソコンに取り込んだ時に背景を透明にしやすくするために白くしておきます。

クリスタユーザーならクリスタ内でこの作業は「色調補正」で行ってもいいでしょう。

 

パソコンに取り込んでみる

パソコンに取り込んでみました。デジタルソフトはクリスタです。「レイヤー」から「ラスタライズ」を選択し画像を用紙に貼り付けて消したりできるようにします。

ラスタライズとはこんなイメージです。画像を取り込むとその画像は用紙の上に別物として同じレイヤーの上に乗っています。同じ机の上に写真が乗っているイメージです。それを「ラスタライズ」して机に写真を溶け込ませるイメージです。

これで机に消しゴムをかけると机と一緒に写真の絵も消えるイメージです。ラスタライズすると画像を消したりできるようになります。

ラスタライズできたら「なげなわ選択ツール」を使って使うとこだけ囲みます。上部メニューの「選択範囲」から「選択範囲を反転」を使うと対象以外が囲まれます。デリートキーで削除して対象以外を消します。

余分なものが消えました。今度は拡大してみてみます。拡大するとまだ結構汚いです。その場合は消し込みで地道に消していくか、明るさを調整して白飛びさせます。

「編集」メニューの「色調補正」から「明るさ・コントラスト」を選択して背景が白くなるように調整します。

調整の仕方は「明るさ」をあげて、「コントラスト」を下げる方法です。あまり明るくしすぎると線画も白飛びするので注意です。

明るさを調整したら、「編集」から「彩度を透明度に変換」を選択して背景を透明にします。これで線画以外の背景が透明になりました。(記事の最後のまとめでにもう一度この流れをご説明しますよ!)

背景が透明になったので、バケツツールで塗ったりできます。この際うまく塗れいないので、ゴミがあったら消しておき、線がはっきりしていないところは線を加筆するのがいいです。

面倒な場合は下にレイヤーを作り、「なげなわツール」で囲ってゴミを無視して塗ったりしてもいいでしょう。

背景の透明度を下げて線画作業をしてしまった方が個人的には楽だと思っているので、筆者の場合はアナログ絵はそのまま使わずにあくまで下書きと考えて、透明度を下げて線画してデジタルで描きなおします。

でもこれはお好みです。

 

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アナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込む方法3:スキャナー

現在はスキャナーと言うものが単体で売っているので、コピー機にスキャナーがついているタイプでなくても、専用のスキャナーがあるとパソコンに取り込むことができます。

スキャナー単体の場合はコンパクトですので場所をとりません。縦置きにできるので、縦に入れたままスキャンできるというタイプのものまで出ているので、机の端に置いておくことができます。

またハンドスキャナーというもっとコンパクトなものまで売っています。

コピー機を使ってアナログ絵をパソコンに取り込む場合は、スキャナーがついていないといけません。スキャナーがコピー機とセットになっているものが5000円くらい売っているので、それで十分です。

さっき使ってみようと思ったのですが、いろいろエラーが出たのでやめましたw。

 

アナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込む方法4:コンビニ

実はコンビニのマルチコピー機でスキャンすることができます。

セブンイレブンの場合はB3までの大型の紙でもスキャンできます。

保存先はUSBかスマホのどちらかです。USBはコンビニのコピー機に差込口があります。スマホの場合は「マルチコピー」と言うアプリをダウンロードしておく必要があります。

家庭用のスキャナーでもできますが、コンビニのマルチコピー機でもカラーでスキャンできます。

 

アナログ絵をスキャンしてパソコンに取り込む方法5:キンコーズ

他にお店でスキャンできる場所と言ったらキンコーズです。

キンコーズは印刷の専門チェーン店で、店舗によって24時間対応ですので、お店に置かれているプリンターを使って自由にセルフスキャンできます。

B5〜A3まで幅広くスキャンでき、一枚白黒で9円からです。会員制度があり、ランクによって1円ずつやすくなります。

カラーはB4以下で43円で、A3だと83円です。

 

アナログのイラストをスキャンして線画を起こす方法

スキャンできたらそのまま線画にするか、それを下書きにして線画作業をすることになります。

さっきチラッと紹介しましたが、改めて必要な作業を見ていきましょう。コピー機のスキャナーでの取り込みは簡単なので、スマホで撮影したものを取り込むとこから説明していきます。

4種類のペンを使ってテストしてみます。Bの鉛筆とHBのシャーペンとボールペンとコピックのマルチライナーです。

背景が灰色になっています。ある程度パソコン側で明るさを調整して直せるのですが、なるべく白い光の下で撮影した方がいいです。影が映らないように電気スタンドで手の影を飛ばして撮影するのがいいです。

パソコンに取り込んだら、取り込んだ写真の入っているレイヤーを選択して、「レイヤー」メニューから「ラスタライズ」します。

今度は「編集」メニューから「色調補正」で「明るさ・コントラスト」で明るさを調整します。【明るさ】と【コントラスト】を両方のゲージを上げて、背景が白くなるようにします。

白くするとシャーペンは薄すぎて白飛びしてしまいました。シャーペン君はちょっと脱落です。

「レイヤー」メニューから「背景を透明度に変換」で背景が透明になります。

一番下の用紙のチェックマークを外すと透明になっているのがわかります。モザイク模様になっている状態が背景が透明な状態です。チェックを外したままPNGファイル形式で保存すると背景を透明に保ったまま保存できます。

「用紙」の上に一枚レイヤーを作り、バケツツールで白にぬりつぶすと、

白背景を作ることができますので作っておきましょう。【線画】・【白用紙】・【用紙】の3つのレイヤーができました。(線画レイヤーは写真だとIMG_7811と書かれたレイヤーです。)

撮影するときに手の影部分だけ暗くなってしまったら、消しゴムで消すか、上の写真のように選択ツールで囲って消しておくといいです。

また、薄い消しゴムを大きなサイズで全体的にかけて、ペンタブで線を補正してから「背景を透明度に変換」をするのも一つの方法です。

 

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まとめ

スマホのカメラだと撮影する時に影が映るので下書き向き。

スキャナーは影が映らないで綺麗にパソコンに取り込めるので、そのまま使えます。

しかしどちらもアナログの絵を線画に起こすとデジタルらしいパキっとして線の表現ができないのです。なので、アナログ絵をパソコンに取り込んでそのままデジタルでイラストを描く時は、下書き段階でペンを使って線画してから取り込むのがおすすめです。

 







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