皆さんはアナログでイラストを描く時、どんな画材を使っていますか?
買っていくと結構な費用がかかりますよね?最近は100円均一でも画材が販売されていて、とっても便利になりました。
しかし、アナログイラストのクオリティをアップさせるため、定番で人気の画材も知りたいところ!
今回はアナログイラストでよく使われている人気道具をジャンル別にご紹介していきます!
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アナログイラストは何を使う?
絵具を使うと安価で便利なのですが、お家や賃貸でインクの匂いがダメな場合もあります。
そんな時は匂いのしないアルコールマーカーやミリペンを使ったペン画などもおすすめです。画材は実はいっぱいあるんです!
まずは、アナログイラストでよく使われる道具をみていきましょう!
ペン編
- ミリペン(コピックマルチライナーなど)
- デッサン鉛筆(三菱ユニなど)
- ボールペン
- 筆ペン
ハッチングという技法でペン画をしてみたい!コピックの線画でミリペンを使いたい!白黒イラストで筆ペンを使いたい!
意外と奥が深い画材、それがペンです!
塗り編
- アルコールマーカー(コピックなど)
- 色鉛筆(水彩/油彩など)
- 絵具(水彩/アクリルなど)
- パステル etc..
紙編
- スケッチブック
- 画用紙
- 色画用紙
- ケント紙
- コピー用紙
- 和紙 etc..
今度は実際に、アナログイラストで使われる道具や人気メーカーをみていきましょう!
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アルコールマーカー(コピックなど)
アルコールマーカーとはその名の通り、発色のいいアルコール染料インクを使ったマーカーです。
デジタル絵の様な色鮮やかでリアリティのあるアニメ系のイラストを描くならアルコールマーカーがおすすめです。
コピック
アルコールマーカーの代表格と言ったらやはりコピック。
漫画・イラスト・デザインと幅広い分野で使われています。プロ御用達のアナログ画材です。
アナログイラストでよく使われる種類をご紹介します。
コピック スケッチ
コピックの高い方、といえばご存知コピック・スケッチです。
コピックチャオが一本250円で、スケッチは一本380円です。チャオよりも種類が多く、楕円形のボディで、B4サイズ分インクの量が多いです。
コピックの全色をカバーしています。
コピック チャオ
コピックチャオはスケッチ(358色)と比べて全色180色です。コピックをこれから始める人のために手に取りやすい価格になっています。一本250円でスケッチよりも税別で130円安い!
円形のボディでペンとしては持ちやすく、スケッチの色数の中から180本選んで揃えられているので、中身は同じです。
しかし分量がスケッチよりもB4サイズ分だけ少ないです。
頻繁に使う色はスケッチで揃えたいかも!
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ミリペン
0.01mm〜1.0mmなど、幅広く太さを選べるミリペンは、アナログイラストで定番の画材です。
有名どころは上記の通りです。コピック・マルチライナーはコピックから出ている専用のミリペンで、コピックメイキングの線画で活躍します。
有名メーカー 一覧
コピック マルチライナー/ステッドラー/UNI PIN/サクラクレパス ピグマ/ファイン・ポイント・システム
コピックマルチライナー
コピックマルチライナーは1mm〜0.03mmまでサイズを選ぶことができます。(黒など,他の色は0.3がない場合も)
イラストなどで髪の毛や服のシワなど、場所によって太さを選んで使い分けることができます。
色も10種類ほどあります。アナログの人物画なら、肌に馴染みやすいようにセピアやブラウンを選んだり、水はコバルト、森ならオリーブといった選択が可能です。
最初はブラックとブラウンかセピアの0.3mmを2本購入がおすすめです。黒はよく使うので、1.0mm/0.3mm/0.03mmあたりで太さを分けて用意しておくと便利です。
色鉛筆

無印の手帳 旅の記録
アナログイラストの定番である色鉛筆!マーカーと違って薄い紙でも裏に映らないので非常に使いやすいアイテムです。
アナログイラストで主に使われる人気の色鉛筆は、水彩色鉛筆と油彩色鉛筆です。
水彩色鉛筆
油彩色鉛筆と見た目は同じですが、絵具用の筆や専用のウォーターブラシを使って水で伸ばすと、水彩の表現ができます。
ご覧お通り、水で伸ばさなければ普通の色鉛筆なので、色鉛筆としても使えます。
値段も24色2000円程〜あるので、安価に手に入ります。非常に使い勝手のいいアナログイラストの道具と言えます。
ファイバーカステル アルブレヒト・デューラー
ファイバーカステルはドイツの高級筆記ブランドです。色鉛筆/水彩色鉛筆//絵具/筆記用具など、様々な商品が販売されています。
水彩色鉛筆のアルブレヒト・デューラーは水彩色鉛筆の定番です。
アルブレヒト・デューラーでないファイバーカステルの水彩色鉛筆もあり、そちらの方が安いです。画材屋さんでよく見るのですが、公式には載っていなかったような..。
公式サイト:ファイバーカステル アルブレヒト・デューラー
ラインナップ:1本 ¥300 / 12色 ¥3600 / 24色 ¥7,200 / 36色 ¥10,800など..
三菱鉛筆 ユニ ウォーターカラー
日本製の水彩色鉛筆も販売されています。三菱はデッサンで使う鉛筆で非常に有名ですが、色鉛筆も人気です。
三菱の鉛筆はクオリティはもちろん、電気屋さんや雑貨屋さんなどどこでも売っている上に、手に取りやすい値段で販売されているのが嬉しいポイントです。
公式サイト:ユニ ウォーターカラー
ラインナップ:バラあり? / 12色 ¥2,000 / 24色 ¥4,000 / 36色 ¥6,000 など
ステッドラー カラト アクェレル
水彩色鉛筆で有名なのはカラト アクェレルです。
公式サイト:カラト アクェレル
ラインナップ:12色 ¥2,400 / 24色 ¥4,800 / 36色 7,200 / 48色 ¥9,600 / 60色 ¥12,000 など
油彩色鉛筆
100円ショップでも売っていますが、商品によっては色が薄かったりします。お子さんが筆圧を使って思いっきり描くには良いのですが、仕上がりのいい作品を描くなら有名なメーカーのものを購入するのがおすすめです!
有名メーカー 一覧
ユニカラー/三菱鉛筆/ファイバーカステル/ステッドラー/カランダッシュ
サンフォード カリスマカラー
有名どころで忘れてはいけないのは、プロ御用達のカリスマカラー。お高いのですが、筆者も一番最初に買ったのがこのカリスマカラーです。
芯が柔らかく、繊細なのでリュックなどに入れておくと中で折れてしまうことがあります。
サンフォードはプリズマカラーという商品も出ています。そちらも有名です。
値段参考:世界堂オンライン サンフォード
ラインナップ:12色 ¥3,036(税込) / 24色 ¥6,072 / 48色 ¥12,144 / 72色 ¥18,216 (2020年8月1日現在)
三菱鉛筆 ユニカラー
三菱鉛筆の憧れの色鉛筆と言ったらユニカラー。デッサン鉛筆で有名なハイユニとは聞いたことがあるかもしれません。色鉛筆と言ったらユニカラーです。
装丁がかっこいいのでプレゼントにもおすすめのアナログ画材です。
公式サイト:三菱鉛筆 ユニカラー
ラインナップ:36色 ¥6,000 / 72色 ¥12,000 / 100色 ¥20,000
カランダッシュ ホルベイン アーチスト色鉛筆
スイスの老舗の筆記用具メーカーです。万年筆やシャーペンなど、とてつもなくおしゃれな文具が売っています。入学式や入社祝いなどプレゼントにおすすめのメーカーです。
ベーシックトーンとデザイントーンの2種類があります。また、プレゼントにも最適な木箱のセットも販売されています。
公式サイト:ホルベイン アーチスト色鉛筆
ラインナップ:12色 ¥2750 / 24色 ¥5,500 など
絵具
部分的や細かくちょっとずつ塗るなら水彩色鉛筆で十分ですが、水張りして思いっきり背景画などを描くなら絵具を使いたいところです。
アナログイラストの定番である絵具は、主に水彩絵の具やアクリル絵の具などが使われます。
水彩絵の具
いわゆるウォーターカラーと言われる水彩絵の具。学校の授業で使っていたのも水彩絵の具だと思います。
水で伸ばして画用紙など馴染みやすい紙を使って描きます。
固形タイプをちっちゃいパレットや絵皿に出しておいて、スケッチブックと一緒にリュックに入れて外で絵を描くのも定番です。
有名メーカー 一覧
ペンてる/サクラクレパス/ホルベイン/ターナーなど
用途
スケッチ/イラストなど
紙
水彩紙/画用紙/ケント紙など
ホルベイン
宮崎駿さんのスケッチ有名なホルベインですが、プロ御用達の老舗のブランドです。
安くてどこでも手に入り、質がいいのでよく知られています。
100種類以上色がありますが、絵具は色が作れるので最初は24色などでも十分です。バラでも販売されています。
アクリル絵の具
本格的な絵画やアニメーションの現場で行われているような美しい背景画を描くなら、やはりアクリル絵具。
塗り重ねができるので質感を表現したり、乾くのが速いので色を分けてグラデーションを表現したりできます。
有名メーカー 一覧
ニッカー絵具/ホルベイン/ターナー/ペンてる など
ニッカー ポスターカラー
ジブリをはじめとした日本アニメの絵具と言ったらニッカー絵具。時かけやラピュタなど、かの山本二三さんが作品で使っていることでも有名です。
アナログイラストをやるなら憧れの画材です。
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パステル
ソフトやハード、セミハードなどメーカーによって硬さがあります。オイルパステルはそのまま使ったり、溶剤で溶かして色を作ったりします。
メーカーによってカバーしている色の種類が違います。
筆を使ったり、そのまま描いたりします。
有名メーカー 一覧
シュミンケ/セヌリエ/サクラ/ターナー/ホルベイン/カランダッシュなど
アナログの画材でイラストを描こう!
アナログの画材をたくさんみていきましたが、気になった画材はありましたでしょうか?
画材は買っていくととんでもない値段になりますが、安価なものでも良いものはたくさんあります。
コピックも色鉛筆も絵具も画材屋さんにはバラ売りで売っているし、電気屋さんでも販売されているので、ポイントを使って購入することもできます。
賢く集めたいところですよね!