スカルプターのための美術解剖学

資料

『スカルプターのための美術解剖学』のレビュー!

 

今回は『スカルプターのための美術解剖学』についてレビューしていきます。プロ愛用の有名な本ですが、価格がなんと5000円。立派な美術書です。しかし資料の質と量は十分で、アマゾンレビューも4.2以上(2020/3/12時点)とかなり高評価です。

デッサンやイラスト練習、3Dモデリングをされる方に使える『スカルプターのための美術解剖学』が使えるのかどうか、購入して1年以上経ったので、レビューをしていきます。

 

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『スカルプターのための美術解剖学』は買った方がいい?

  • お金に余裕があるならおすすめ!
  • 図書館で見つけるのもあり!

有名な本で、図書館にも置かれているので購入を検討している方は図書館で探してみるのがおすすめだと思います。

 

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『スカルプターのための美術解剖学』とは?

イラストレーターの間で人気のある『スカルプターのための美術解剖学』。お値段が5000円もするので筆者も最初は買おうか迷いました。でもなんとなく買ってしまいました笑

イラストレーターや3Dモデラーのための、筋肉の角度別の動きがわかるとして人気があります。文字よりも筋肉のいろんな角度の写真が多く、見ながら練習したり、参考資料にするのに使えます。

確かに良書だと思います。アマゾンでも4.0以上の評価で、人気があります。今回は使ってみたレビューをしていきます。

 

著者:アルディス・ザリンス、サンディス・コンドラッツ
定価:本体5,000円 + 税

 

『スカルプターのための美術解剖学』の内容

  • 目次
  • 全身胴体
  • 頭部&首
  • 上肢
  • 下肢

このような目次になっています。それぞれについて見ていきましょう。

 

全身胴体

胴体の骨や筋肉の名称、男女の体の違いなどが詳しく書かれています。コントラポストの説明や体を頭部と胴体と腰のユニットにわけたあたりの例や、ブロック化した体の図が描かれています。

他のデッサン本と違うのは、男女別の断面図や、筋肉だけでなく脂肪、そして内側の筋肉までわかることです。大胸筋など、内側の筋肉がどのように骨に繋がっているのか書かれているのでわかりやすいです。

他、胸の大きさや垂れ方の違いや、腕を動かした時の胸や肩の筋肉について。広背筋の動き、脂肪による体型の違いや年齢別の比率などがわかります。

頭部&首

頭蓋骨から首回りの筋肉、頭部の3Dモデリングで各角度からの図、幼児の頭部、目の周りの凹凸、目の動き、口周りの筋肉や表情、角度別の耳や鼻、年齢や性別別の頭部の比率、感情による表情の動きなどがわかります。

 

上肢

手や手首の筋肉、肩や腕など、上肢に関する資料が乗っています。骨や筋肉の角度別の図から手を前に出した時の図や筋肉、腕がどのように胴体に繋がっているか、手や指の比率、ブロック化などが乗っています。

 

下肢

脚と足の骨や筋肉について書かれています。角度別の外観と内観の図、ランドマークとなる骨や筋肉の図、ハムストリングやふくらはぎ、断面から見た図、膝の仕組みと図、足の筋肉や骨や角度別の図が書かれています。

脚を綺麗に描くために必要な図がたくさん入っています。

 

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『スカルプターのための美術解剖学』はどんな人におすすめ?

アマゾンのレビューをみると、美大に行っていた方から初心者の方まで、幅広く購入されているようです。人物デッサンを行うすべての方の役に立ちそうです。

個人的な意見は以下の通りです。

  • 頭部や体を角度別に描きたい人
  • 内部の筋肉と脂肪を踏まえたデッサンを行いたい人
  • 肉感のある女性と男性を絵が行きたい人

に、おすすめだと思います。筋肉の動きや位置が正しくわかるので、主要な筋肉をランドマークにしてあたりやデッサンを行うことができます。筋肉の位置や大きさがわかり、全体のプロポーションを綺麗に描けるようになると思います。

 

『スカルプターのための美術解剖学』のいいところ

買ってみてよかったなと思ったのは、説明文が少なく、ほとんど写真で理解できるところです。前回レビューした『アーティストのための美術解剖学』は説明が多くて、本に親しい人でないと読破できないかなと思いました。

しかし『スカルプターのための美術解剖学』は図で理解できるので、多くの人が読破できると思います。レビューが高い理油は美術系の方のタイプに合わせて、図だけで説明されているからでないかと思います。

 

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『スカルプターのための美術解剖学』とネットの3Dモデルの違い

ネットにも3Dモデルのサイトがあります。あらゆる角度からみることできますが、『スカルプターのための美術解剖学』の場合はイラスト制作やモデリングに必要なランドマークとなる主要な筋肉の写真や図を多く載せているので、まとまっています。

主要な筋肉についての説明や詳しい図が描かれているので、自分で部位を調べて研究しなくても、本のまとまっている情報を手がかりにして勉強すればいいのです。

初心者の時は何が必要な筋肉や骨なのかさっぱり!「何をすればいいのかがわからなかった」ので、こうしたまとまった本があると便利です。

 

『スカルプターのための美術解剖学』図書館にあるのか

東京都内で横断検索をしましたが、27冊ほど見つかりました。シリーズ1だけでなく、シリーズ2の『スカルプターノための美術解剖学(表情編)』もありました。お金を節約したい方はまずは図書館で探してみるのがおすすめです。

美術部のある高校や大学、専門学校の図書館でもおそらく置いてあるのではないかと思います。

迷っている方は書店か図書館で中身を見てから買うのがおすすめです。

 

『スカルプターのための美術解剖学』を使ってみて

今回レビューした『スカルプターのための美術解剖学』は書店のデジタルイラストコーナーや美術系のコーナーにあることが多いです。筆者が買った時はジュンク堂のデジタルイラストコーナーにありました。隣にフォトショップやクリスタの本が置かれていたので、イラストレーターに売れているのだと思います。

デフォルメした萌えイラストなどを描くことの方が多いのですが、デフォルメキャラでも頭部や身体を肉感的に描く必要があったりします。肉感的な表現ができると、服の影を付ける場所もわかるのでいいです。「買ってよかったかな、でも図書館え先に探せばよかったかな、と思います。では。」

 

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