クリスタを手に入れたけど、とにかく描き始めるには一体何が必要なのでしょうか?今回はクリスタ初心者でもすぐに必要な設定ができて、すぐに描き始める方法を見てきます。
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クリスタを開く
まずはクリスタを開いていきます。設定は画像の通りで大丈夫です。用紙サイズは1000PX以上なら大丈夫です。1000px〜2000pxが描きやすいです。
「基本表現色」がカラーになっていないと何を描いても白黒になったりするので注意が必要です。
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クリスタのペンを選ぶ
今度はペンの選び方について見ていきます。ペンの選び方は、描くイラストによります。
お絵描きならGペン、鉛筆、丸ペンあたりを選んでおけば大丈夫です。ツールは画面の左に置かれています。
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早速クリスタで描いてみる
基本的に設定は以上です。今度は実際に描いてみましょう。とっても簡単ですぐに始められるのがいいですよね!
試し書きをしているうちに、塗り方、ペンの種類、模様のつけ方など欲しいものに気がつくので、欲しくなったらその都度調べるのがおすすめです。
ヤマ電のペンタブコーナーみたいだなww
クリスタの解像度って何?
今度はもう少し詳しい話も見ていきましょう。デジタルのイラストとはアナログのイラストとはどう違うのかが伝わればと思います。
さっき設定画面で見た解像度。そもそもクリスタの解像度って何でしょうか?300dpiとか350dpiとか聞くけど、一体どれを選べばいいのでしょうか?
解像度とは
解像度とは1インチの中にどれくらいのドットが入っているかということです。
上の四角が用紙だとすると、丸がドットです。デジタルの場合、ドットがこのように一枚の用紙に敷き詰められている感じです。上の写真はイメージですので本当はもっとたくさん入っています。
実際は1インチ「2.54cm」なので、縦と横の長さが2.54cmの四角の中に、300dpiは350個、350dpiは350個入っているのです。
デジタルイラストとはつまり、ドット絵の超細かい版みたいな感じなんですね。
解像度が少ないとギザギザに
一番小さい解像度は72dpiですが、72dpiでもすごいギザギザになるというわけでもありません。Pixivやツイッターなどのネットで使う画像の場合ほとんどは72dpiで大丈夫です。
しかしこのように拡大するとギザギザしているのがわかります。解像度が低ければ低いほど拡大するとギザギザに。逆に解像度が高ければ高いほど解像度はなめらかになります。
でも、解像度は72dpiの一番小さいものでも、ペンの硬さやアンチエイリアス(線画なめらか具合の調整システム)を調整するとなめらかになります。基本はどれでも大丈夫で、試しながら自分の作風に合わせて決めるといいです。
クリスタ推奨の解像度
クリスタが推奨している解像度があります。
クリスタが推奨しているのはモノクロは600dpiで、カラーは300dpi〜350dpiです。
モノクロのイラストはアンチエイリアスを使用しない線画で描くので解像度が高め。カラーの場合はアンチエイリアスを使ってなめらかに描くため解像度は真ん中くらいに設定すると良いようです。
クリスタの用紙の大きさは何がいい?
用紙の大きさは結構重要です。
ウェブサイトに載せるもの、TwitterやPixivに載せるものによってサイズが変わりますので、注意が必要です。先ほどのように試し書きをするなら1000px以上といいました。
しかしPixivやツイッターや自分のサイト、ブログ、商用雑誌、漫画など、作品や媒体の種類によって決められたサイズがあります。有名なところでいうと週刊少年ジャンプはB5サイズと決まっています。
また、みなさんがよく使うPixivの場合は用紙のサイズの指定はなく、データの容量に制限があります。なのでPixivの場合はヘルプでプロフィール画像や投稿画像、漫画シリーズのカバーなどの推奨データ量を調べる必要があります。
サイズに関してはPixiv利用者さんが推奨サイズをまとめてくれていたり、ツイッターでつぶやきがあるので検索してみるといいですよ!
いずれにしても自分の作品を載せる媒体(ツイッターやPixivや紙)によってサイズや解像度が変わるので、本格的な作品を作る場合は先に調べておくのがおすすめです!
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まとめ
今回は手っ取り早く設定して、とりあえずクリスタで描き始めたいという人向けに簡単に見ていきました。
クリスタは難しい機能もありますが、覚えるとかなり使いやすいですよ!