音消す系の記事が多いと思った筆者。「自分ってけっこう神経質だな!」と神経質にしては気がつきませんでした。でも音を消すのって、けっこう重要だと思うのです。
思えば学生時代、勉強中に親友にアイポットを取られてから音を気にするようになり、瞑想を始めたり、山の土地を探したり、社会人になってからは引越しを繰り返したりと…その度に「あれ、自分ってけっこう神経質だな!」と思ったものです。
最近はノイズキャンセリングイヤホンができたので、音に悩まされる人は少なくなったのではないでしょうか。でもまだノイズをキャンセルできていない方のために、音を消す方法を見ていきます。
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絵を描く時に音を消そう!
お茶の間で勉強するのがいい、とよく言われますが、調子のいい時はできるけど、調子が悪い時は静かなところでやりたいな、と思うものです。周りに音があると、外敵を意識しながら作業をしなければいけません。そんな状態ではイメージが浮かばないものです。
音があるとイメージがわかない
古い本を探ってみると、けっこうありました。作家が音対策をしているというもの。ある作家は家族が寝静まった12時から作業をして朝までやって昼間寝て、また夜中からやるというルーティン。
またある人物は防音室を作り、そこにこもって作業をするルーティン。
ある数学者は屋根裏部屋に閉じこもって8年間のルーティン。
家並みのセットが気に入らないと大道具に作り直させる溝口健二
それを見て育った『タクシードライバー』の監督マーティン(スコセッシ)。
どうやらみんな、神経質のようです。芸事の世界にいる人は、神経質な人が多いのではないでしょうか。みなさんはどうですか?
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絵を描く時の音の消し方1:ノイズキャンセリングイヤホン
最近はノイズキャンセリングイヤホンがあるので、それを使えば一発になってしまいました。筆者がこれまでやってきた「音を消す研究」はこれで終止符です。
ノイズキャンセリングイヤホンてどんなもの?
筆者は悔しいので絶対に買わないつもりです。負けた気がするので、買いたくないものです。買うつもりはありませんが、電気屋さんで見つけて、思わず装着してしまいました。うるさかった店内の音が、一瞬で消えました…。
ノイズキャンセリングは環境音に対して別の周波数の音をぶつけて、脳に聞こえないようにしているようです。
筆者が学生時代に買ったこのキングジムの「デジタル耳栓」に音楽を流しているようなものらしいですが、非常に性能がいいです。
手っ取り早く音を消したい方は、ノイズキャンセリングイヤホンやヘッドフォンを購入するのがおすすめです。
でもこれを使わない今すぐできる方法も見ていきましょう。
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絵を描く時の音の消し方2:密着するイヤホン
環境音に対して同じ周波数の音を流せば音が消えるなら、イヤホンでその音を流せばいいと思いました。つなり道路を走る車の重低音を消したいなら、似たような重低音を流し、コツコツという靴の高い音を消したいなら同じ高さの音を流せばいいものです。
そこで、筆者はYoutubeからこの音を見つけてきて、低い音を消しました。これはけっこういいです。嫌いな人は嫌いな音かもしれません。
そして今度はこの高い音のホワイトノイズを重ねてかけます。お好みで雨の音でもいいでしょう。周りの音をうまく消せる高い音を探すといいかもしれません。
そしてこのように耳穴に密着するタイプのイヤホンを探すことです。iPhoneの純正イヤホンでは音が漏れてきてしまいます。
耳栓のように完全に耳にフィットするゴムに付け替えるといいです。できればこれに密着型のヘッドフォンをつけるといいのですが、これだともうノイズキャンセリングイヤホンを買った方が早いので、つけません。
絵を描く時の音の消し方3:環境音アプリを使う
環境音はYoutubeなどにもたくさんありますが、広告などじゃまな方は、このようなアプリを使うと楽です。
「Relax Melodiesリラックスメロディーズ」はプリセットされている複数の環境音や曲を重ねて流せるアプリです。
このようにプリセットの環境音のボリュームを調整して、重ねて流せます。ホワイトのノイズや風の音、虫の鳴き声など、様々な音があります。
音に飽きたら別の音を作れるというわけです。これは寝る時にも役に立ちます。
絵を描く時の音の消し方4:窓を開ける
部屋の室内から音が聞こえる場合、窓を占めるよりも、あえて窓を開けた方が音が分散します。(多分)
外から音が入ってくる場合はしょうがないのですが、部屋が密閉されていると足音や物音が振動しやすくなってうるさいと思うのです。
なので、窓を開けて室内から入ってくる音を逃がしてあげるのです。
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絵を描く時の音の消そう!
音は気になりだすとずっと気になっているものです。なので気になりすぎたら、あえて音のうるさい場所に行ったり、音のある状態で作業をするようにすると、逆にイライラが解消されます。
また、あんまり音に悩まされた場合は、ホテルを借りたり漫画喫茶に行ったりと、場所を変えて作業をすると気持ちがリラックスします。
「いつか音に邪魔される」というストレスの中で作業をすると気持ちが滅入ってしまうものです。なのでストレスのない場所で定期的に絵を描くようにすると、普段の環境でもちょっと気持ちが落ち着きますよ!