デッサンでもイラストでも難しい髪の毛ですが、今回は前髪に焦点を置いて解説していきます。
いろんな角度から髪の毛を描く際のポイントや基本的な知識、練習方法をご紹介していきます。
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前髪の描き方の前に顔の「比率」を理解する
髪の毛を綺麗にのせるためには、「比率」を理解する必要があります。
また「坊主頭」を描くところから理解している必要があるので、以下の記事を参考に練習してみてだくださいませ。
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リアルデッサンで前髪の描き方を覚える
では、まずはリアルデッサンでの女性の前髪の描き方をみていきます。
リアルデッサンから学ぶと、アニメイラストを描く時も参考になるのでおすすめです。
- ボリュームと位置で覚える
- 立体を意識する
最初はちょっと難しいかもしれませんが、アニメのイラストを描く際にも必要になる知識なので、頑張って見ていきましょう!
1. ボリュームと位置を覚える
前髪の描き方が重要なポイントは、ボリュームと正しい位置です。

10代〜2代くらいの女性
正面・ななめ・横・後ろから見て、前髪がどのくらいのボリュームで、どの位置にあるのかを資料や写真を見て頭に入れておきましょう。
前髪を描く際は、顔の比率、おでこや頭のてっぺんの線を参考にします。
どの角度から見た場合でも、頭のてっぺん部分がわかる様にする必要があります。
横顔や後ろから見ると、さらに前髪と頭のてっぺんの位置がわかりやすいですね。
角度が変わった時、前髪がどれくらいのボリュームなのかを把握しておくと良いです。
実際に自分で描いてみたり、写真をトレースして、色分けして練習する方法が効果的です。
2. 立体を意識する
続いて前髪の描き方で重要なのは、顔を立体的に捉(とら)える事です。
斜めから見た顔はもちろん、正面から見た顔は特に立体で捉えないと、説得力のある前髪を描く事ができません。
立体で捉えるコツは、上図の様に縦にラインをいれる事。
縦にラインをいれると、顔の正面部分と側面部分を意識する事ができます。
顔を立体的に捉えると、髪の毛も自然と立体で捉える事ができる様になります。
上図の様に、髪の毛も顔の立体に合わせて立体的に描く必要があります。
横線を入れてハッチングと呼ばれるデッサン技法を用いたり、ブロックに分けて髪の毛を立体的にする練習をすると良いでしょう。
立体的な描き方がわかると、ハイライトが正しく入れられます。
逆に言えば、ハイライトは髪の毛の立体感を表現するパーツの一つでもあります。
立定的に捉えるって難しい..
立体的に捉えるのって難しいですよね!しかし、イラストの上達は「立体的に捉える」部分が増えることだと思います。
人や物に線を入れて立体を表現することをハッチングといいますが、デッサンの技法を駆使すると意外と楽に覚える事ができますよ!
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前髪の描き方を覚えよう!
髪の毛綺麗に描ける様になるには時間がかかるパーツでもあります。
しかしデッサンの基礎を勉強したり、