イラストの練習方法って悩みますよね。
今回はもっとも効果がある練習方法が何かまとめて見ていきます!
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イラスト練習方法ランキング第7位:資料や道具を揃える
もっとも重要だと思うのが、資料集めです。時間がかかるのですが、資料が揃っているだけ上達も早く、作品の完成度も上がるのです。
アニメや映画の制作現場では資料集めにどれくらいの時間をかけるか考えるようです。資料があるだけ質の高い作品になったり、効率的に作業を進めることもできるので、資料や準備はしっかりと行うらしいです。
個人レベルのイラストでも資料をきっちりと集めることが重要だと思います。デッサンがわからない場合デッサンや解剖学の本を買った方が早く学べる可能性があります。本をみれば一発ですが、見なければ考えたりネットで調べたりして、学習に結構な時間がかかってしまいます。
みんなどんな資料を使って練習しているのでしょうか。以下の感じだと思うのですが。
- Pixiv (プレミアム会員)
- 本(なければネット)
- ネット
PIxivのプレミアム会員だと人気順でイラストを検索できます。上達してからとかでもいいのですが、いいね!を獲得している作品を調べてマーケティングするためには有益だと思います。投稿し始める時に最初の一ヶ月だけ使うのでも大丈夫だと思います。
本は解剖学の本を一冊だけ買っておくといいと思います。塗りがネットを見てわからなかったら、こちらも一冊だけでいいので買っておくといいです。個人的には「アーティストのための美術解剖学」という本と、「デジタルイラストの塗り辞典」というのを買いました。二つで5000円くらいです。基礎を網羅しているものを1冊買っておき、あとは実際に人の作品を見て覚える、というのが一番いいと思います。
ネットだとPinterest(ピンタレスト)というサイトや、洋服の通販サイトなどや、グーグルの画像検索で調べている人が多いと思います。あまり多用すると真似しているのがばれそうですが。
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イラスト練習方法ランキング第6位:トレース
線画や塗りなど、手順がわかってもどれくらいの色の感じで塗るのか、影色をどんなところで選んでいるのか、線の太さはどれくらいなのかわからないものです。そんな時はデジタルイラストでのトレースがおすすめです。
トレース台を使ったトレースではなく、クリスタなどのデジタルソフトを使ったトレースです。
こんな感じで、Pixivなどから見つけてきた真似したいイラストを保存して(上の画像は当サイトのもの)、デジタルソフトに取り込みます。
スポイトツールを使いながら全く同じ色に塗ってみたり、全く同じようになぞって線画作業をして、同じように描く練習をするのがおすすめです。
するとどんな色の組み合わせを使っているのか、線の太さや手間の数などを知ることができます。これを繰り返していけばベース色や影色を選ぶのもうまくなるのでいいです。仕上げで全体に加工している作品もあるので、色が複雑で同じようにならないこともありますが、アニメ塗りとかなら有効です。
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イラスト練習方法ランキング第5位:模写
模写はトレースとは違い、写真や画像を見ながら別の紙に同じように描くことです。一度自分の頭のに入れるので、形を覚えるのに有効な練習方法です。模写することによって、見た絵を自分の頭と手で再現することができるようになるために行います。
模写ができるとオリジナルのイラストを描いている時でも、資料に使う手の写真などを模写してサッと描けたりするので、オリジナルイラストを描く時に役に立つのでおすすめです。
模写はこのように大きさを正確に調べてあたりをとったりして練習するのがおすすめです。キャラクターの比率などを研究しながら描くとモチベーションにつながります。オリジナルのイラストを描くよりも手間がかかりそうですよね。
模写ばかりやりすぎると実践が怖くなるので、模写したあとは必ずオリジナルイラストを描いて、自分のイラストに反映させるのがおすすめです。
イラスト練習方法ランキング第4位:予定表作り
長い時間集中するのって難しいですよね。個人的には一時間だけデッサンを集中する、という形で練習した方が効果がでやすいと思うのです。
「ここからここまでの時間帯をイラスト練習に使おう」という形で2〜3時間練習するよりも、より具体的に「1時間だけ脚の筋肉デッサンをして形に馴れよう」と決めた方が効果がでかいと思うのです。
自分は、「ここからここまでの時間帯をイラスト練習に使おう」と決めるとなんとなくテレビやラジオをつけて「ながら練習」をしてしまい、目的意識と質が低い時間を過ごしてしまいがちです。同じ1時間でも、質の高い一時間とそうでない時間は数値化すると大きな差になりそうですよね。
目的は行動に移しやすいように、より具体的に立てなければいけないので「1時間だけ脚の筋肉デッサンをして形に馴れよう」という形で「何のために」というのを意識しながら制限時間をつけて短い練習時間を毎日繰り返した方が上達すると思います。
やる気が出ない時は、モチベーションが下がったらやめて、短い時間でも必ず毎日繰り返す、という方が、急にたくさんの時間をやるよりも成果が出やすいと思うのです。
予定表をアプリで管理してみる
Macのアプリ keynote画面 こんな感じのイメージ
絵が好きな人って結構予定を立てるの嫌いだと思います。なので嫌なら立てなくてもいいのですが、スケジュールを立てると結構はかどります。仕事や学校で予定が他にたくさんある場合は、予定を作って計画的にやっていくと、「今日できなかったな..」と後悔しなくなるのでいいです。
ガンチャート系のアプリで管理したりすると結構いいです。個人的には頭で把握できない量になったらガンチャートにしています。
イラスト練習方法ランキング第3位:作品研究
何と言っても作品を研究するのが効果が大きいです。
好きなイラストレーターさんの作品をできるだけ集めて、それを全部見て「髪の毛はどんなパターンで描かれているかなー」と、研究してみるのがおすすめです。
ちょっと意味わかんない図になったw
作品研究でよく言われるのは、一つの作家さんではなく、複数の作家さんの作品を研究した方が言い、というやつです。プロの作家さんでも「あの作家さんと、あの作家さんの雰囲気に似ているな」というのがありますよね?複数の作家さんの作品を足して割った平均値の作品を作るイメージです。
先に作品研究をしてからイラストの練習をする方が頭に作品のイメージが入っているので綺麗になるし、これくらいうまくならなければいけないんだ、という感じでやる気も上がります!
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イラスト練習方法ランキング第2位:下書きなし
漫画家さんなどがよく言っているのですが、下書きなしでコピックマルチライナーやボールペンなどで下書きなしでいきなり練習するのがおすすめです。
デッサンなど結構いろいろ勉強した後でないと難しいのですが、模写とかでいいので、見たものをそのままボールペンで髪に描く練習をしていくと、あら不思議、下書きがなくても結構描けるようになります。
これは本当に不思議で、下書きを描かなければいけないという先入観のせいか、意外とボールペンなどでいきなりデッサンするとすごく練習になります。慣れたらやってみてください。
イラスト練習方法ランキング第1位:デッサン勉強
イラストの練習でおすすめの方法は、やはりデッサンがいいと思います。リアルデッサンでもいいし、漫画キャラを描くなら漫画キャラのデッサンを行うのもいいです。
特に筋肉構造やあたりを意識したデッサンを行っていくと、基礎的なあたりの取り方がわかってくる上に、別のアングルで描かなければいけない時にも形を予想して描くことができます。
解剖学の本などで詳しく載っているものを一冊だけ買っておくといいと思います。完全に理解していなくても、ポイントだけわかっているくらいでも描けるようになるものだと思うので、とりあえず一冊あれば十分かと思います。図書館でもありますので、借りてきて写メってibookなどのアプリでまとめて電子書籍化しておくと便利です。
まとめ
イラストの練習方法について見ていきましたが、どの練習方法も時間がかかりそうで大変ですよね。
効率的にやる方法としては、オリジナルを描くことを目的にすることだと思います。
結局オリジナルを描けるようになりたいわけなので、オリジナルのイラストを描くのに必要なものだけ覚えておこう!と決めて練習していくと目的にかなった練習方法を見つけることができると思います。