考え方

模写の意味って何?正しい模写の仕方を考える

 

模写って一体どんな意味があるのでしょうか。そして模写って本当に絵が上達するのでしょうか。筆者としては人によって模写の意味は違うと思います。今回は個人的に思う模写の意味を見ていきたいと思います。

 

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模写の意味は再現力?

模写の意味って一体何なのでしょうか。いろいろあると思います。

人によって最初からデッサンが上手い人がいます。頭の中で再現する能力があるのか、一度で把握できる絵の量が多いというか、とにかく最初から綺麗に写せる人がいるものです。

こういう人を見ると、どうも頭の中で見たイラストを正しく記憶する能力があるように思います。初心者はなかなかイラストの細かい線や微妙な曲線に気がつかないものですが、こうした人は細かいところや微妙な線をちゃんと見つけて頭の中で再現しているように思います。

 

模写は見た絵を頭の中で綺麗に再現することが大事なのだと思います。

 

よく、「絵を逆さまにして模写の練習をしましょう」とデッサン教室などで説(と)かれます。模写で自分の勝手なイメージを介入させないためです。

普通の人は見た絵を一度に全て記憶することができないので、わからないところは想像で補ってしまいます。

想像で描くので偏見によって手はこんな形だろう、足はこうだろう、でも顔だけしっかり描こう、という風になっていきます。でも、逆さに描くと何の絵だかわからなくなるので、想像の余地がなくなります。

逆さに模写すると「顔」を自分の頭の中の記憶にないただの「形」として捉えることができ、見たまんまの純粋な形として模写して再現できるのです。

 

見た絵を正しく自分の頭の中に入れないと正しく模写をすることができません。絵とは自分の頭の中のイメージを紙に描き写すことなので、自分の頭の中で、「顔はこういうものだ」、「目はこうゆうものだ」、というような偏見(へんけん)があると、なかなか正しい模写をすることができないのです。

 

頭の中の偏見は描く体力でなくなっていく?

頭の中に偏見があると正しい模写ができないということでしたが、これは模写を重ねることで解決していきます。

模写をしていくとだんだん自分の描いたことのない線に出会います。顎の曲線はこのように描かないと魅力的に見えないのだとか、首は太く描きすぎるとリアル人間ぽくなるのだとか、どんどん細かいところに気がついていきます。

模写を続けると今まで頭の中にあった勝手な絵のイメージが修正されていき、上手い人の描くような美しいイメージに変わっていきます。最初は1つしか気がつかなかったけれども、3つ4つと修正されるポイントが増えていき、次からは模写で覚えた美しいイメージを踏まえて描くことができるようになります。これは絵を描く体力にもつながります。

わからないところが少なくなっていくので、最初に比べると絵を描く体力が増えていることに気がつきます。模写に集中する時間も増えていくでしょう。体力が増えるので、細かい違いを見つける集中力が増え(観察力が増え)、自分で間違いを直しながら描いていくことができます。

 

なので、模写の練習を重ねていけば絵に向き合う体力が増え、正しい模写に近づいていくのです。

 

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いったんまとめ

 

模写の意味は頭の中の再現力を身につけること。模写を続けることによって間違った頭の中のイメージが直り、それが正しい模写につながる。

そしてそれは模写を続けることによって絵と向き合う(絵を観察する)体力が増え、より多くの修正が重ねられて行って正しい模写ができるようになる、ということでした。

 

模写の意味はこんな感じだと思います。なので、綺麗にいろんなものが模写できるようになれば、もう模写は必要ないということでもあります。模写のゴールは「綺麗に写せているな」と感じるようになったら終わりでいいのではないかと思います。

模写よりも自分のオリジナルの作品を作っていくことの方が大事だからです。

 

模写よりも大事なのは自分の作品を残すこと

ある程度模写ができるようになったら、次に自分のオリジナル作品を作っていくことを志さなければいけません。絵を描く本当の意味は自分の見た風景や感じたこと、思い出などを人にも見れるように形にすることです。

模写が終わったら覚えたことを参考に、今度は自分の作品を作ることに集中していきましょう。模写と同時並行に行ってもいいし、むしろ模写を全くしないでもいいでしょう。一番の目的は自分の作品を作ることだから、自分の作品にとって模写がどれくらい必要かよく考えながら、模写を取り入れることが重要だと思います。

 

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模写がうまくならなくても気にしない

 

また、模写がうまくならなくても全く気にする必要はありません。上手くなるまで続けるのがおすすめです。続ければどんな人でも模写はうまくなるジャンルです。

もちろん子供の頃はまだ模写がうまくなるのに時間がかかります。大人から始める人はいろんなことを経験しているので、すぐに覚える人も多いのですが、子供の頃はまだ勉強方法や学習方法が身についていないので、人より時間がかかるものです。

若い人ならゆっくりと時間をかけてやっていけば、勝手にうまくなります。根気強く続けていきましょう。逆に続けられないとうまくならないのでご注意です。絵は「続ける」という努力が成果につながりやすい分野だと思います。頑張って続けて行ってくださいね!

 







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