アニメや漫画で描くリアルキャラとアニメキャラの違いについて見て行きましょう。アニメ寄りの顔と萌えキャラの顔とは違いがあります。
これから比率を勉強していく前に、リアル顔と萌えキャラの違いについて見てい行きましょう。
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リアル顔と萌えキャラの違いを知っておこう
顔のパーツが大きさや目から下が短さ、首の細さ、鼻の形などなど、リアル顔とアニメ顔とでは顔の特徴が大きく違います。
しかしリアル顔とアニメ顔それぞれ描く目安となる比率がありますので、比率を使って効率的かつ正確に描くことができます。
違いを意識しながら描くとリアル顔はリアルキャラらしく、アニメ顔はアニメキャラらしく描くことができます。それぞれの違いについて一つずつ見ていきましょう。
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リアル顔と萌えキャラの大きな違い1:目の下の幅
目から下の幅が違うのがリアル顔と萌え顔の大きな違いです。
目から下の比率を短くすると、幼さが出るのでアニメキャラは1:0.6〜8くらいの長さで描くとうまくいきます。萌えキャラや幼い系のアニメキャラは特に比率で描くとうまくいきます。
あたりをとって描く時は、上のイラストのように目の上がちょうど半分くらいと考えるといいでしょう。
解剖学やデッサンの本などによると、リアルの子供の比率はこの比率で描けと書かれていることが多いです。気になる方は年齢別の比率が書かれている本を探してちょっと覗いてみるといいでしょう。
リアル顔とアニメ顔のもっとも大きな特徴ですので、必ず頭に入れておきましょう。
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リアルキャラと萌えキャラの比率の違い2:目が大きい
萌えキャラの場合はリアルキャラとは違って目が大きいです。
目が大きい方が可愛いですよね?なので萌えキャラは目を大きく描くのです。
しかし目の幅はリアルキャラでもアニメキャラでも1:1:1になります。幅が変わるとより目になったり、離れ目になったりしてしまいます。一個の目の大きさを基準に等分の位置に目を描きましょう。
リアルキャラと萌えキャラの比率の違い3:耳の大きさ
耳の大きさも萌えキャラとアニメキャラとでは違います。
リアル顔は耳の付け根と目の中心、それから耳下と鼻下の位置が同じラインです。
アニメキャラの場合は、耳の付け根と目の中心は同じ位置なのですが、耳の下と鼻下は同じではありません。耳下は適度な大きさを自分で決めます。
リアルキャラと萌えキャラの比率の違い4:眉毛
アニメキャラの場合は眉毛の位置もある程度自由です。
漫画なんかでは眉毛の位置を変えて表情を作ったりしますよね?眉毛をあげると明るい表情になったり、驚いている表情になります。
なのでリアルキャラだと比率的に眉毛のすぐ下に目が来るのですが、萌えキャラだとそうではありません。自由に描いていいパーツの一つと言えます。
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リアルキャラと萌えキャラの比率の違い5:首
大きな違いとしては首の太さも違います。リアルキャラの場合は首が太く、萌えキャラの場合は首が細いです。
首の位置は萌えキャラの場合は目の端や目の中心を基準に調整してみるといいでしょう。好みですので、決まった比率などはありません。
自分の好みの大きさに、大きさが左右でちぐはぐにならないように描きましょう。
まとめ
リアルキャラとアニメキャラについての比率やパーツの違いを見ていきましたが、こうした違いがわかっていると「リアルよりになっちゃったな..」や「萌えキャラみたいになっちゃったな..」という時、すぐに修正できるようになります。
作家さんによって萌えキャラの描きかたが違うので、いろんな作家さんの比率やパーツの大きさを研究してみて、自分なりにどういう形が可愛い感じになるのかを研究してみてくださいね!
次はリアルキャラの正面顔の描きかたをご紹介していきます。