イラストを描いてもなんとなくパッとしないと思ったことないでしょうか。そんな時はシルエットが綺麗かどうか見てみるといいです。
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シルエットを意識する
絵を描く時、まずは線でラフを描いて下書きをするものです。もちろんこの方法もOKなのですが、まだイラストを描き始めの時などは全体のバランスが悪くなったりします。
頭でっかちになったり、全身を描くのに紙が足らなくなったりもします。
そんな時はシルエットを意識して描くのがおすすめです。
立ち絵のポーズなどは特にシルエットを意識した方が全体のバランスがいいので綺麗に描けます。
べた塗りでなく、このように先に周りの線だけを消したり描いたりしながら描いてみるのもいいです。
ようは輪郭だけ見てシルエットが綺麗に見えるかを先に確認してから細部を書き込んでいくという感じです。
シルエットを意識すると全体のボリュームがわかる
シルエットを意識して描くことのメリットは全体のボリュームがわかることです。頭から描いていくと、大きく頭を描きすぎて全身を描くのに紙が足らなくなったりします。
先にべた塗りで形を描いておくと頭から脚まで、どれくらいのバランスで紙を使えばいいのかがわかってくるのです!
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シルエットを意識した描き方
描き方を見ていきましょう!中の線を描かずにだいたいでいいので、青や灰色などの線画とは違う色でべた塗りします。胴体の形や顎の形などを一緒に線で描きこみながらやってもいいです。
一緒に中心線を書き込みながら見ていくと尚いい感じです。
中心線と一緒にサイドの輪郭のあたりも一緒に描き込んでいったもいいでしょう。コントラポストがいいか確認しながら、全体のシルエットをチェックしながらラフを描いていきます。
シルエットができたら内部の線画を描き込んでいきます。
べた塗りのシルエットの下書きを消し、線画にして完成です。ちょっと難しいですが、いずれシルエットの大事さがわかってくるものです。
シルエットがいいと遠くから見てもいい感じだし、一目でどいうポーズなのかが伝えられます。
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ポーズ以外もシルエットを意識してみる
身体以外もシルエットを意識して描くといいです。スカートは内部のシワの感じを描くのが難しいですが、シルエットを意識して輪郭を整えれてから描けばスムーズです。
同じようにシルエットを描いたら中身を配分していく感じです。
風でなびいた感じなど、先にスカートの動きを表現してからシワなどを描くので、しっかりと動きの出るスカートが描けます。
髪の毛もシルエットを意識してみる
「髪の毛はボリュームが大事…w」
髪の毛もボリュームを意識してシルエットを作るといいです。前の髪と後ろの髪のバランスを意識して、ボリューム感が出ているかべた塗りしてみるといいです。
まとめ
いろいろシルエットにして描くとわかりやすいです。最初は難しいのですが、全身のポーズを練習していくと全体のバランスがいいイラストを描きたくなるものです。
ぜひいろいろ研究してシルエットの綺麗なイラストを練習してみてください。