最新のワコムの液タブは標準でワイヤレス機能が完備されています。板タブのIntuosシリーズでワイヤレスがついていない機種に関しても、別途購入でワイヤレスキッドを装着すればワイヤレスでペンタブを使うことがきます。
筆者もIntuos Draw(THL-490)を使用しており、ワイヤレスキッドを別途購入して装着しております。操作も安定しており、コードレスになったので作業スペースが広がり非常に便利です。
今回はワコムのペンタブのワイヤレス機能の対応機種から、装着方法、使い方までご紹介していきます。
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ワコムのペンタブのワイヤレス対応の機種は?
液晶タブレットと板タブレットどちらにもワイヤレス機能がついています。Wacom Cintiqシリーズの液晶タブレットは10万円以内で買えるようになっていますが、ワイヤレス機能が標準でついています。
Intuos ProをはじめとするIntuosシリーズ(Comic/Drawなど)は標準ではワイヤレスがついていませんが、別途購入でワイヤレスキッドの「ワイヤレスキット ACK-40401」が3000円ほどで買えます。
ワコムのワイヤレスキッドの対応機種
Intuos ProやIntuosシリーズに使うことができる別途購入のワコムのワイヤレスキッドは、Intuos5とIntuos5 touch、最新のBambooシリーズでも使うことがきます。
しかしCTH470/670シリーズと、Bamboo Pen CTL-470はワイヤレスキッドを使うことができません。
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ワコムのペンタブのワイヤレスキッドの性能
Intuosシリーズでもワイヤレスキッドを購入すればコードレスでペンタブを使うことがきます。ワコムの製品ですので、ワコムのペンタブでしか使うことがきません。しかしワコムの製品はほとんどのペンタブでワイヤレス化することがきます。
性能も素晴らしいです。充電時間や電波についての性能について見ていきましょう。
充電について
電池はリチウムイオン電池で、一回の充電4時間で8時間起動することがきます。
携帯電話に使われるリチウムイオン電池ですので、充電回数によって劣化し、長年使っていると寿命が訪れます。またご存知のようにリチウムイオン電池は使わないと放電されますので、2〜3日ほっておくと充電が減ってしまいます。
交換用のバッテリーは公式サイトで1000円で売っています。劣化したらバッテリーだけ買い換えることがきます。
長時間作業を宇宙でしていると充電がなくなってしまうので、基本はコードを使って充電も行いつつ、必要用途に合わせてワイヤレス機能を使うのがおすすめです。
ワイヤレス機能について
少し離れたところでも十分ワイヤレスで使うことがきます。机にパソコンをおいて、別の机から電波を飛ばしてペンタブを使うことも可能です。
手で遮ったりして電波が外れることもありません。かなり安定的に電波が途切れることなく使うことがきます。
不具合について
アマゾンでのレビューに電波障害があると書かれているのを見つけましたが、筆者のワイヤレスにも電波障害が起きました。
原因は自宅のWi-Fiでした。ペンタブのワイヤレス機能が使えなくなるのではなく、PCのWi-Fiが繋がらなくなるという問題でした。ワイヤレスに問題があるわけではありませんが、家電のWi-Fiやワイヤレス式家電との干渉があるようです。筆者の場合は違うWi-Fiアドレスに変えたら治りました。
また、電源が落ちる問題があるようですが、時に電源が入らなくなることが筆者もあります。充電してみるか、電源を入れ直すと改善されます。多少ですが不具合があるようですので、購入する時はレビューを参考にするのも大事です。
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ワコムのペンタブのワイヤレスキッドの使い方
早速ワコムのペンタブにワイヤレスキッドを取り付けて、電源を入れるまでの使い方を見ていきましょう。取り付け部分がどこにあるのか、どのような仕組みになっているのかがわかるので、これから購入する人にも参考になるかと思います。
収納方法など、なかなか考えられた素晴らしい仕組みです。さすがワコム!
ワコムのペンタブのワイヤレスの使い方1:取り付け
ワコムのIntuosシリーズで説明していきます。Intuos Draw(CTL-490)です。Intuos Proも基本は同じですので、取り付け方も使い方も一緒です。裏蓋を外して、所定の位置にワイヤレスキッドをそれぞれ設置していきます。
設置するとこのような形になります。USBハブは使用時はPCのUSB端子に接続しますが、上記のように使わない時は収納することができます。USBハブは通称「ドングリ」と呼ばれるものですが、小さいので無くしやすいので収納があるのは便利です。
USBハブはこのようにパソコン側に取り付けます。これでワコムのワイヤレスキッドの取り付け方は以上です。簡単ですよね!
ワコムのペンタブのワイヤレスの使い方2:電源を入れる
電源と電源ランプはペンタタブレットの上部にあります。電源を入れてからペンタブレットにペンを近づけるとワイヤレスがつながる仕組みになっています。
このように、タブレットに少し浮かせた状態にして1〜2秒ほどおくと電源ランプが点滅してワイヤレスがつながります。
使い方がちょっと難しいかもしれませんが、ワコムのペンタブはタブレットにペンを浮かせた状態でカーソルを移動させますよね。ワイヤレスでつなげる方法もそれと同じ仕様になっています。
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ワコムのペンタブのワイヤレスの使い方3:充電
充電方法はワコムのペンタブにワイヤレスキッドを取り付けて、専用のUSBコードをパソコンに繋げなければいけません。なので結局充電がなくなったらその間は専用のコードをつけて作業しなければいけないことになります。
コードがなくなった時の代替品として購入を検討している人もいるかと思いますが、ワイヤレスキッドはペンタブに装着して、専用のコードがないと充電ができません。なのでコードがなくなった場合は一緒にコードも購入した方がいいです。
ワコムのペンタブをワイヤレスにするメリット
ワイヤレス化にするメリットはやはりコードレスにあります。コードがなくなるので、ペンを引っ掛けたり、誤ってコップに引っ掛けることもなくなります。作業スペースが広くなるので、ペンタブを移動させてノートをおいたり、キーボードを置いたりできます。メリットは他にもたくさんあります。
・机の横にペンタブをおける
・ペンタブの移動が楽
・他のコードと絡まなくなる
よくコードを引っ掛けてコップを倒しそうになるのですが、この心配がなくなって安心して作業ができます。狭い机で作業する時でも、パソコンの前でなく横におくことができるので便利です。ワコムのペンタブを使っている人なら作業効率をアップさせること間違いないですね。
ワコムのペンタブのワイヤレスはどこに売っている?
今はワコムの公式サイトではワイヤレスキッドは売っていないようです。バッテリーは売っていたのですが、キッドは売っていませんでした。アマゾンなどの通販サイトか、ワコム製品を置いている家電量販店で購入することがきます。
筆者はビッグカメラなどの家電量販店で購入しました。定価よりちょっと安く、ポイントがついてだいたい3000円ちょっとでした。お近くにお店があるなら探してみてください。
ワコムのペンタブを使っているならワイヤレスはおすすめ
定価は3700円くらいですが、今はアマゾンなどで3000円で購入することがきます。使わなくても持っておいて損はないかなと思います。よく旅先のホテルで作業することがあるのですが、ビジネスホテルなどの机って、奥行きがなくて狭いですよね。そんな時にワイヤレスにして横に置いて作業できるので便利です。横長の机を使う人は作業スペースの確保に便利です。